・ 基本性能やクオリティの高さが何より重要。
・ 安全かつ安心して使えることや、利用者に配慮した簡単な使い勝手。
・ 付加機能がカスタマイズで追加可能な発展性があること。
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★本アドの秘匿性
サブアドの利用目的として重要な要素であり、安全性を考える上で大きな比重を占めます。残念なことにサブアドで送受信しても、システムが不完全なため本アドが漏洩する甘い実装のサイトも非常に多く存在します。
そのようなシステムでは、利用者が何らかの特別な状態のときにサブアド宛にメールが届くと、バウンス(エラー)メールを通じて本アドが漏洩する危険性が高いのが一般的です。
[本アドの利用が停止している状態のとき]
・ 携帯の紛失等で一時的に回線の利用停止等を申し込んでいるとき。
・ 携帯のメールボックスが満杯でエラーになるとき。
・ 料金未納等による一時的な利用停止状態のとき。
・ docomo の mova から FOMA への機種変更手続き中。
・ MNP を含む本アド変更手続き後、サブアドシステム上の設定変更を行うまでのタイムラグの期間。
上のような状態ではメールを正しく届けることができませんのでメールの差出人にバウンス(エラー)メールを返しますが、甘い実装のサブアドではこのバウンスメールの本文(エラーメッセージ)内に利用者の本アドが掲載されてしまいます。
またごく一部のシステムは根本的な実装に問題があり、利用者の本アドが常時漏洩する危険に晒され続けている場合さえあります。
[送信者が宛先欄に書いたアドレス表記に誤りがあるとき]
・ 送信者が宛先欄にアドレスを記入する際、間違った表記に気づかず送信したとき。
具体的手法は危険防止のため公開することはできませんが、転送型メールでのサブアドの場合、単純なアドレス表記ミスに対するバウンスメールの本文内に、利用者の本アドが掲載されるシステムも存在します。
これら甘い実装のサブアドでは『利用者の設定に過失が無い限り本アドが漏れることはありません』というスタンスで運営されており、言い替えると『利用者側にミスがあると本アド漏洩の可能性がある』ということになります。しかし実際には上の例のように、必ずしも利用者の過失と言えない場合でも本アド漏洩のリスクがあり、それを利用者の責任として押しつけていると言えます。
ポストアドレス☆では、これらクリティカルな事例においても万全の対策で本アド漏洩を防いでいるため、安心して使うことができます。
★正しいバウンス処理
一般にメールの正確なバウンス処理と迷惑メールとの区別を両立するのは難しく、結果として特に積極的な対策がなされないのが実情です。あるいは上の項目で述べた甘い実装のサブアドの場合、バウンスメール内に本アドが掲載されないようバウンスメール自体を黙殺するか、独自のメッセージを表示する代わりにアドレスを何も記載しないという消極的な対策をしている例などがあります。
しかしバウンスメールを黙殺すると、メールが相手に届いたか、エラーで届かなかったのかが分からないことになります(*)。
バウンスメール内にエラーになったアドレスの記載が無い場合、複数のアドレスを宛先欄に書いて送信したとき、どのアドレスがエラーになってバウンスしたのか知ることができないという問題が発生します。
ポストアドレス☆ではバウンスメール内に本アドを掲載することなく、エラーになった各ポストアドレスを正しく掲載しています。本アド漏洩を防ぐと同時にバウンスを返したアドレスも知ることができます。
また技術的に可能な限りバウンスメールと迷惑メールを判別し、バウンスメールを最大限黙殺しないよう設計されています。
(*)但し相手のアドレスがメールを拒否していて、かつバウンスメールを返さない設定にしている場合は、メールが届かなかったことを知ることはできません。これはサブアド側の問題ではなく、相手側ポリシーによる一般的でやむを得ない副作用です。
★なりすまし防止機能
インターネットのメールでは根本的な仕組み上、誰もがどんなアドレスにでもなりすました上でメール送信することが可能です。誰か他人のポストアドレスを使って、ポストアドレス以外のアドレスにメール送信する行為を防ぐことは、残念ながら原理上不可能です。これは他のサブアドに限らずメール全般に言えることです。
しかしポストアドレス☆には同一ドメイン内でのなりすまし防止対策が施されています。誰かのポストアドレスになりすまし、別のポストアドレス宛にメール送信することは、条件が揃わない限り不可能となっており、システムはそのメールを完全に無視します。他のポストアドレスから、自分のポストアドレス宛にメールが届いた場合、通常はその相手が正しくそのポストアドレスの所有者であると判断して構いません。
こうしたなりすまし防止策が行われているかという点も、サブアド選びのポイントとして押さえておきたいところです。
★スパムなど迷惑メール対策やフィルタ設定機能
今日のメール環境において、迷惑メール対策が必要なことは言うまでもありません。迷惑メールに対し何の打つ手も用意されていないサブアドなど、もはや論外と言ってさえ良いと思われます。ポストアドレス☆では無料で複数のサブアド(ポストアドレス)が取得できますが、各ポストアドレスごとに独立した固有のポリシーを設定できます。また送受信した全てのアドレスがフィルタに自動登録されますので、そのアドレスに対するフィルタ設定を管理画面から簡単に変更できます。ポリシーは以下のとおりです。
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[全受信する] |
… |
全てのメールを受信します。迷惑メールに対しては、個別にフィルタ設定を変更して簡単に拒否できます。 |
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[全受信しない] |
… |
全てのメールを受信するわけでは無く、postadd.jp など同一ドメインのメールのみ信用して受信します。同一ドメインから迷惑メールが来た場合、なりすましが不可能なことから問題ユーザーが特定できます。迷惑メールに対しては、個別にフィルタ設定を変更して簡単に拒否できます。 |
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[全拒否] |
… |
利用者が自分で許可したメールのみ受信します。フィルタで明示的に許可していないアドレスは全て拒否します。 |
但しいずれのポリシーの場合でも、利用者から送信したアドレスは、返信を受け付けるため自動的に受信許可するようフィルタ設定されます。
★問題ユーザーの排除
ポストアドレス☆では無料で複数のサブアド(ポストアドレス)が取得できるため、同一ドメイン内で迷惑メールを送る問題ユーザーのポストアドレスを拒否しても、別のポストアドレスで迷惑メールを送信したり、ポストアドレスを変更して送って来た場合にはフィルタ設定をすり抜けてしまいます。
この問題に対処するために「ユーザーごと拒否」という機能が用意されています。フィルタ設定からこれを指定すると、以後そのユーザーの全てのポストアドレス、本アドからのメールはアカウント単位で拒否されます。ストーカー的な問題ユーザーにも利用者自身で対処できます。
★複数アドレスの操作,変更,削除,再取得
ポストアドレス☆では無料で複数のサブアド(ポストアドレス)が取得できますが、送信時の差出人をどのように指定するかという問題が発生します。一般的なケータイから操作する場合、パソコン等のメーラのように送信元(差出人, From)を設定しておくことができないためです。
この問題に対するポストアドレス☆の解答はSmart From という機能です。Smart From を使うことでケータイ標準メーラから差出人のFrom指定が行えます(特許出願中)。Smart Fromは、利用者自身のポストアドレスの「@」とドメイン部(postadd.jp)の間に「from.」を入れたアドレスを、To:かCc:に指定することで元のポストアドレスを差出人としてFrom 指定する機能です。
相手先アドレスにSmart From で指定した対応関係はサーバ側に記憶されますので、二回目以降は指定する必要がありません。アドレスの対応関係を変更したい場合は再度別のアドレスを指定すると上書きで再度記憶されます。
プレミアムプランの場合、所有しているポストアドレスの変更、削除が可能です。また変更、削除したポストアドレスは、一定期間は他の利用者が取得することはできず、元の所有者のみが必要に応じ再取得できるようになっています。こうした新しい機能や、利用者に配慮した使い勝手もサブアド選びのポイントと言えるでしょう。
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◎携帯サブアドレスシステム選びの正しいポイント(まとめ)
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安 全: |
本アドの秘匿性。 |
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安 心: |
正しいバウンス処理。なりすまし防止機能。問題ユーザーの排除。 |
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簡 単: |
本アドみたいな操作感。スパムなど迷惑メール対策やフィルタ設定機能。 複数アドレスの操作,変更,削除,再取得。 |
『ポストアドレス☆』は高品質な転送メール型の携帯サブアドレスシステムを目指しており、妥協の無い基本性能を追及しています。個人の方がサブアドレスを選択する際や、システム構築をご検討の法人ご担当者様は是非このレターをご参考ください。 ■
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PostAdd レター Vol.1 No.1 (4-14-2010)
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